• 吉村 聖一

いきいきリハビリノートとは?


みなさん


いきいきリハビリノートをご存知ですか?



私は日本疼痛学会で


このノートの存在を初めて知りました。


このノートは認知行動療法という方法を用いて


痛みの緩和を目指す方法のツールとして使用します。

認知を変化させて


感情を緩和


行動をコントロールする治療法です。


小冊子を用いる事で


患者自らが


自分の


半年〜1年後の具体的目標


1ヶ月の具体的目標を組み立てて


日々の記録を


できる範囲からつける事で


●医療者と家族などと痛みを分かち合う安堵感


●自己効力感の改善


●セルフケアシステムの構築


👆の効果を期待しているようです。

👆エビデンスは1Bと思考する事を強く推奨するとされています。

👆痛みの体験は,


「なぜ自分はこんな状況になってしまったのか」


「仕事もできない」


「将来が不安だ」


「どうしたらいいのか?」


と悲観的な解釈をしてしまいますね。


さらに


「仕事をしても痛みが出たらどうしよう」


「どうせこの痛みがあると仕事が長続きしないだろう」


と,痛みへの不安や恐怖が高まり


過剰な警戒心や回避行動が起こります。


療法士が


「運動しましょうね」


と言っても


「はい」と答えるだけで


運動を開始しない。


そうして


筋力や関節の柔軟性を失って


益々廃用・運動器機能の低下が進行するので,


少しの刺激で痛みを感じやすい


痛みの閾値が低い人間になってしまうのです。


「そんな事わかってるわ!」


と痛みを持っている人は思われるかもしれません。


そこで,


正しい教育と励ます(寄り添い痛みと戦う)サポートが


必要となるのです。


痛みに対して理解は人それぞれです。


私の場合は


「人間の体は所詮消耗品ケアをしなければ

痛くなる箇所が増えるばかりだ。焦らず気長に

この痛みと向き合って行きていこう」


となるべくポジティブに向き合うようにしています。


ネガティブに考える事は非常に簡単です。



「なんでこんなに痛いんだ」


「永遠にこの痛みは取れないんだ」


「人生楽しくない・・・」


などなど,


いくらでもネガティブな発想は出しやすいのです。


その反面


ポジティブ思考になるためには


痛みに対する視野を


他者に引き出してもらい


広げると良いでしょう。


「やっぱりみんな痛みと戦っているんだ」


「自分だけじゃないんだ」


「自分にはこの方法があっているんだ」と


自己肯定感が生まれる事で


人はポジティブになり


日常生活や生活の質が向上しやすいです。

👆の図にあるように


寄り添いながら導くことが非常に大切です。

👆このいきいきリハビリノート講習会は2014年10月25日からスタートし


参加者合計は741名となっています。

👆しかし,いきいきリハビリノートを


知っていても


臨床実践度は


5%〜10%程度です。


参加者が741名であれば


37〜74名程度の方が使用するレベルです。


実践されない背景


①ノートを使用した診療に20〜40分の時間が必要


②医者にはノートを活用する時間がない


③理学療法士も時間がない


④医師・療法士・看護師・心理士のメディカルで協力する時間がない


⑤リハビリノートを使用しても加算点数がもらえない。


病院は予算達成のために


カツカツな状態で診療をやっています。


国は求める事は非常に多く


診療業務以外にも


記録や


日々の勉強会運営


研究発表など


とにかく多忙です。


そんな状況で


何人もの医療スタッフが集まって


認知行動療法を行う時間と労力がありません。


やろうと思ったら


タダ働き同然で取り組む内容なのです。


当然このノートは


今後も普及しないでしょう。


良いものだとしても・・・。


認知行動療法を受けるためには


時間とお金をかける必要があります。


痛みの治療には


精神面の向上は非常に大切です。


痛みが悪化する前に


私と共に予防活動に取り組んで行きましょう。




行動行動








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