- 吉村 聖一
お金を追い求めてしまう病院

久々の投稿になりました。
訪問コンディショニングpain yoboの吉村聖一です。
10月20日には
みなさんご存知のホリエモンが立ち上げた
予防医療普及協会で慢性疼痛について発表してきます。
この活動は全てボランティアです。
そして,年間2万円以上の会費を支払って協会に加入しています。
なんでボランティアでこんな活動をしているのか?東京まで行ってさ?って思いません?
それは,タイトルに繋がるのですが,
病院は「お金」を得るために「不都合な真実」が沢山あるのです。
例えば今メジャーになった「ピロリ菌」ですが,
99.9%胃がんの原因です。でも,ピロリ菌をやっつけ胃がんを予防する取り組みが
日本はかなり遅れていました。背景には複雑な事情が絡んでいます。
僕は総合病院に10年理学療法士として勤務しました。
本当になんでこんな状況(手術をするしかない身体)になってしまったのか?
と,苛立ちばかりがありました。
なので,安易かもしれませんが僕が地域に飛び出して予防活動を実施することで,
世の中は少しずつ改善するだろうと思っています。
しかし,圧倒的に「不都合な真実」を抱えたまま
医療保険を利用できる病院やクリニック・接骨院があります。
どうしても,安く手頃な時間に利用できる病院に人々が向かって行きます。
例えば肩が痛くなり町医者に行ったとします。
その時に「病名」がつかないとリハビリできないってみなさんご存知ですか?
肩腱板断裂などの病名が必要なのです。
慢性的な肩こりはリハビリできません。
しかし,人気が低迷してきた町医者は適当な病名をつけてリハビリをしています。
リハビリはまだ点数(儲け)があるので重宝されていますが,
年々儲けは削減されています。なので,稼げるうちに稼いでやれ!!って医者は思っています。あ,正式には院長婦人かな(笑)
さらに150日以内でリハビリを終了しましょうねーっという期間もあるため,
150日を過ぎたら儲からないので
「他の病院行ってくれ」と移動させます。
リハビリ難民が増え続けています。
卑劣なのは腰は痛くないのに「脊柱管狭窄症」と病名を新たに付け
リハビリを実施している町医者がある。
患者は「安くてええわ,2980円のマッサージよりやすい」
と大喜びし,病院通いが日々の日課になる。
病院依存生活習慣の出来上がりだ。
そして,病院は稼げるうちに稼ごう必死に売上(患者を増やす)を求める。
そもそも,慢性的な肩こり・腰痛は医療保険は使えません。
でも,結構みんな使っている。
そのお金はみんなの血税だから・・・。
町医者はお金を求めるから,病院依存患者を増やす。
安くリハビリするから,多様性あるコンディショニングサービスの芽が出ない。
満足するサービスを確実に提供できる。
凄腕の療法士は病院やクリニックに沢山います。
でも,病院から一歩飛び出すと,
自費(負担金100%)で生活を維持する稼ぎが困難だ。本当に難しい。
だって,ワンコイン(500円)とかで町医者でリハビリできるから・・・。
内容はどうあれ患者は5000円よりもワンコインの安さを選ぶ。
あなたたちの目指す目標はなんですか?
「病院を維持するためにお金をとにかく稼ごう・・・。」
ですか?
僕は
「心が満たされて,多少痛みがあっても楽しくいきいきと元気に働き続ける社会を目指すため,自費の訪問コンディショニング(体を整える仕事)を拡大させる」
です。
そのためには,何が必要か?
まずはみんなに気づいて貰うしかない。
理解していただくしかない。
自費で体をメンテナンスする必要性を理解していただきたい。
自費サービスを受けるために必要なお金の生み出し方を共に学んで欲しい。
ものすごく弱い行動かもしれないけど。
時間かけて理解していただけたら最高だ。
心が折れそうになるけど,
ボジティブにコツコツと行動して行きます。