• 吉村 聖一

動かないと痛みが強くなる



長崎大学生命医科学域

保健学系

沖田 実


本日は沖田先生の講演について振り返る


沖田先生は


理学療法士の方で


研究者にもなり


かなり権威のある方。


運動器疼痛学会は


整形外科医が非常に多くみえていた。


非常にリハサイドの発表を期待されている


雰囲気を感じ取ることができた。


沖田先生は


拘縮=関節が動かなくなると


繊維化が進行してくると述べています。


今までは


痛みが出るので不活動が起きていると


考えられていたが


最近は


不活動が痛みを引き起こすとも考えるように


なったとのこと


痛み=不活動


これはかなり繋がりがあるようです。


固定=不活動状態にしますと


痛みの閾値の低下が起こるようです。


閾値の低下とは


ちょっとした刺激で


痛みを非常に感じやすくなるということです。


これは現場でもよく体験します。


転倒骨折し


手術に向けて体調管理を1〜2週間した方は


手術後非常に動かしていなかった関節の痛みを訴えることがあります。


このような現象を


不活動性疼痛


不動性疼痛


と呼ぶようです。


皮膚の侵害受容器の


菲薄化が起こりやすい状況にもなり


痛みを感じやすくなっているようです。


これらの症状を緩和する方法は


抹消=手先・足先からでも良いので


感覚刺激を入れておくことが


大切なようです。


痛いから全く動かさないのではなく


痛い部分以外はせめて動かすようにし


痛い部分が落ち着いてきたら


その痛みが発生している周囲を動かして行くことが


大切なようです。


皮膚を始めとした


抹消神経の廃用変化があり


痛みにつながっているようです。


この講義を


さらっと聞くと


やはり


「とにかく動かせばいいんだな」


となります。


しかし,


痛みの捉え方は人それぞれです。


「もう90歳超えたから動きたくない」


と動くことに対して


心を閉ざしている方の足をいきなり持って


「はい,リハビリです。動かしましょう」


「いちに!いっち!に!!」と


とにかく動かそうとしても


90歳の方は


「何すんの!!やめて!!痛い!!」


と動作に対して拒否反応があり


動きに対して拮抗・抵抗する反応が生じる可能性があります。


動きに抵抗されると


廃用している皮膚や筋肉・神経には


強い刺激が生じるので


結局痛みが悪化し


リハビリ=痛い


になってしまいます。


昔のリハビリはよく痛いと言われていました。


きっと相手の気持ちはお構いなしで


とにかく動かそうとしていたのでしょうね。


運動には患者・クライアント側にある程度の


理解が必要になるのです。


認知機能が完全に低下してから


家族:「はい,リハビリよろしく」


では


正直かなり厳しいところがあります。


認知機能を低下させないように


日頃からの運動習慣や


家族との触れ合い


地域との触れ合い


趣味・旅行など


高齢になっても活発に行動している方は


結局は


認知機能も良く


怪我や病気をした後も


回復が早く


運動も素早くできるため


不活動性疼痛や


不動性疼痛も少なく


痛み少なく生活できる方が多いです。


好きなことをやって行く


結局はこれが


健康寿命につながって行くのでしょうね。


行動行動










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