
吉村 聖一
慢性疼痛をコントロールしよう

GW4日目如何お過ごしでしょうか?
長く続く腰や膝の痛みで特に問題として考えている事があります。それは,骨や靭帯の構造物が破壊されている状態を理学療法や物理療法(電気など)で治癒させる事はできません。
しかし,人間は失ったもの,破壊されたものを直したい,取り戻したいと思いますよね。
しかし,
「では,全身麻酔して,メスで20㎝切り開いて太いボルトを8本打ち込みます。入院期間は最低でも2週間。仕事復帰は1〜3ヶ月以上を予定してくださいね」と言われたらどうですか?躊躇しますよね。私も躊躇しますし,そもそも手術は嫌です。できるのであれば肉体に傷がつかない方法でまずなんとかしたいと思います。
人々はそのなんとかする方法がわからないのです。どのような方法で改善するのか?そもそもしないのか?
みなさん気になりますよね。
正直に申し上げます。痛みの改善方法はその人ごとに千差万別。原因は複雑に絡み複雑化しているのです。そのため,「この運動・この体操さえしていれば良い」という方法が無いのです。
しっかりと慢性疼痛に悩んでいる原因や生活週間,ストレス,姿勢,筋力など沢山の情報を得る事が必要です。
私も10年長く続く痛みに苦しんで生活・仕事をしてきました。現在は慢性疼痛を一旦克服する事ができたと判断しています。ですから,慢性疼痛を改善したと宣言しています。
しかし,完全に痛みを克服していません。私の右足首は靭帯が切れ腰骨は折れたままになっているのです。ですから,油断するとすぐ慢性疼痛が再発します。しかし,私は痛みが出る体の使い方,頻度,ストレスがどの程度あると悪化するかなど,体のキャパシティを理解して行動する習慣が身についています。
そのため,月間,週間,1日のスケジュールを確認し,体に負担をかけすぎず慢性疼痛にならないようにコントロールしています。つまり予防を常に心がけ痛みを予防し改善させているのです。
突然具体例を出しますが,ライザップもなぜ痩せるか知っていますか?そして痩せた状態を継続できるのか?それは痩せる方法を理解し自分で自己管理ができる方法をマンツーマンで最低2ヶ月サポートしてもらうからです。だから体重を減らす事ができます。
これは決して楽な方法では無いです。
割合も運動が2割で8割は食事の管理をいかに自己管理できるかどうかです。痩せる内容を知れば「なんだそんな事か」と思いますが,一人で2ヶ月実施するには相当な精神力が必要になります。
慢性疼痛も改善・予防するには相当な精神力が必要になります。しかし,注意しなければいけない落とし穴があるのです😲
頑張りすぎてはいけない事です。
慢性疼痛は頑張ると痛みが悪化するのです。ストレスは脳にダメージを与えるので,痛みを感じやすく・慢性化へと導いてしまいます。
だから慢性疼痛は改善・予防難しい😵
頑張らないように自分のキャパシティを考えつつ最適なコンディショニングを行う,これは一人ではできません。
5月もセミナーを企画します😁
共に痛みを改善させていきましょう😁