- 吉村 聖一
慢性疼痛患者にも支持療法が必要だと思う今日この頃

おはようございます。
長く続く膝や腰の痛みを改善させるために何が本当に良いのか考えています。
常にその事ばかり考えているので,
いつしか普通の人間に興味がなくなり,長く続く痛みを持った人しか興味がなくなってしまっている吉村聖一です。
それではタイトルへ行きますね。
慢性疼痛患者にも支持療法が必要だと思う今日この頃
長く続く膝や腰の痛み,
直したいですか?
であれば,とっておきの方法があるのです。
1ヶ月程度は仕事や生活をセーブして安静に療養すればいいです。
なんだ,単純なことじゃん?って思いますよね。スポーツ障害でも怪我でも慢性的な痛みでも人間にはちゃんと自然治癒力があるので,大抵の痛みであれば改善するのです。
私の知り合いに全身に変形のある障害を持った人がいます。
その人は体が変形しているので,「一般の人みたいに頑張って座らないといけない」と無理に車椅子に自分の体を当てはめるように座る努力をしていたようです。自分にあっていない姿勢を無理に行っていたので,股関節炎症が数ヶ月続いてしまいました。理学療法の先生に「あなた,もう無理しないでやすみなさい。1ヶ月くらい休まないともう一生車椅子に座ることができなくなるよ」と言われたようです。当時の彼はニート状態で仕事がなくサポートしてくれる母親の協力を得ることができたので,1ヶ月寝たきり状態で過ごしました。すると,
痛みが緩和したのです。
あれほど毎日辛かった痛みが改善しました。そして,無理に一般人に適している椅子に体を合わせるのではなく,自分にあった椅子を作成することで痛みは嘘のように改善しそれから14年間痛みは出ていないようです。
回復には家族の協力が必要
しかし,彼のように1ヶ月も寝たきり生活を送るためには,家族の協力が必須です。今の日本は核家族化,独居生活者の増加など家族の協力が得られにくい時代に突入しています。
なので,長く続く痛みを持った人に対して,
「あなた,膝の痛み治したかったらパートの仕事辞めてしっかり療養しなさい」と真実を伝えるのですが。大抵
「生活がかかっているから辞められない」
「そんなの横暴だ」
「協力してくれる家族なんていない」
と返されることがあるのです。
だったら,私が一緒になってなんとか現状の仕事内容でやっていけないか?どうやったら体に痛みを出さないように働けるのか?と共に検討しながらコンディショニングを続けています。
転職したいという方にはどうしたら良いか?
中には,
「私今の仕事について行くことができません,仕事をやめました」
という方もいます。そんな方には本当は
こんな仕事がありますよ。これがあなたのいまの身体機能にあっていますよって言えればいいんですが,私リクルートスタッフなので困るんですよね。
しかし,同じような悩みが他の分野でもあり
改善の取り組みを行っているところがありました。
それは癌患者に対する支持療法センターという国内初の取り組みが静岡のがんセンターであるようです。👇
癌患者も治療は長期戦,
しかし,核家族化,単身の人が増え,
今現状でできる仕事をしながら治療を継続する必要があるのです。
今のあなたにあった仕事はこれです。って支持療法センターでサポートしてくれるのです。心強いですね😁これができる背景にはハローワークと病院が提携しているようです。
このようなその人にあった仕事を変化させながら提供し,サポートる体制も慢性的な痛みで苦しんでいる慢性疼痛患者にも必要ではないかと思っています。
それではポジティブコツコツで今日を楽しみましょう。