
吉村 聖一
科学的に証明された食事について
昨日は地域の
飲み屋さんが何件も協賛して
前売りで
一枚700円のチケットで
店の一品と
ワンドリンクが飲める企画があり
参加してきました。



最終的には4件の店を回ることができ
普段はなかなか
入れないけど
気になっていた店を
700円でリサーチすることができたので
お得な企画でした。
最後に
しっかりと
炭水化物を摂取してしまったので
朝必死に重い体を動かしながら
ランニングしました。
前半は体が重かった・・・。
本日読んだ本が
とても良かったので
紹介します。
なぜこの本を読もうと思った?
①ホリエモンメルマガで
ホリエモンがこの本を書いた先生との
対談が非常に楽しかったと
紹介していたから気になっていた。

②2年前から糖質制限を心がけながら
生活している。医療現場で当然のように
白米がしっかり出ている様子を目撃し
真実を知りたくなった。
③科学的に証明されていると
されているので
自信を持って周囲に説明できそうだから
この本を読んだ
何を学んだ?
①作者の津川友介さんは
カルホルニア大学ロサンゼルス校内科学教授
情報はエビデンスレベルの高い
ランダム化比較試験とメタアナリシスという
研究手法によって導き出された結果だったので
かなり信頼できる報告である。
②食品い含まれる
成分表にかなり惑わされていることに気づいた。
昔ファイブミニというドリンクがあったのをご存知だろうか?
野菜が少ない社会人にファイブミニ
βカロテンを効率よく摂取できるとされていた。
しかし,1990年に
βカロテンのサプリメント効果研究では
肺がんを予防するどころか
むしろ肺がんのリスクを
増加させることが判明した。
βカロテンサプリメント摂取は
膀胱癌の発生率を50%高めてしまう結果となった。
この実例から考えれば
野菜や果物の成分に注目しすぎ
その成分だけをとれば健康になれると
私たちは考えてしまい。
トマトでいえば
リコピンをとればいい
果物であれば
ビタミンCをとればいいとなってしまう。
しかし,重要なのは
成分ではなく
成分を含む野菜や果物自体を
丸ごと摂取することで
初めて健康に良い働きを
成分たちがするようだ。
③白い炭水化物は体に悪い
私たち世代は
物心ついた時から白米を食べることができた。
常に食べているので
白米を食べることが
当たり前になっている。
しかし,白米をしっかり食べれるようになったのは
戦後のからの出来事だ。
アジア人は特に白米を食べるので
海外の人種と比較研究をしやすい。
その比較研究から導き出されたのが,
白米150g以下でも
食べる量があれば
糖尿病リスクが高いとされる。
白米1杯増えるごとに
糖尿病になるリスクが11%増えると
メタアナリシスの結果が出ていた。
①②③を学んでどうする?
①エビデンスレベルの高い情報を得ることができた
白米は精製された食品
要するに砂糖を食べていると同じこと。
「ご飯食べないと元気にならないよ」と
説明している人がいるが
言い換えれば
「砂糖をたくさん食べないと元気にならないよ」
と強要するのと同じことである。
精製されたものではなく
蕎麦屋や全粒粉などの
精製されていない食品を食べよう。
②日本人は成分に注目しすぎだが
食物繊維を含めた
食品そのままを食べる必要がある。
だから
野菜と果物を食べよう。
野菜ジュースがあるが
野菜ジュースのエビデンスはまだ
蓄積していないよう。
野菜ジュースも
食物繊維を取り除いているので
効果は薄いかもしれないが
濃縮果実ジュースよりは
マシだと思う。
私は野菜ジュースはエビデンスが確立するまでは
継続して飲む予定。
③結局精製された米と
塩辛い食事を日本人は好む
日本食は健康食と勘違いしている人が多い。
エビデンスとして出ているのは
地中海食であり
オリーブ油やナッツなどを摂取することが
体に良いので,
効率的に取り入れていこう。
この本は本当に勉強になる。
行動行動