- 吉村 聖一
行動しなければ意味がない

お疲れ様です。長く続く膝や腰の痛みでお悩みの皆様。いよいよ,今日頑張ればお盆休みがスタートですね。よく頑張りました。(そうでない方はお疲れ様です)
行動しなければ意味がない
僕は今新幹線の中でこのブログを打ち込んでいます。
東京で行われる自費件フェスに向かっているのです。
社会保障費・医療費ともに赤字であることは皆様ご周知のことだと思います。
そのため,長く続く腰痛や肩こりは保険で治療することは禁止されています。
でも多くの柔整・接骨院は腰痛や肩こりに対して保険を使い治療しているのが日本の現状です。愛知県で完全自費でやっている鍼灸・柔整治療院は数%と聞いています。
しかし,痛みが悪化し手術になる方の多くが,肩こりや腰痛などの慢性的な状態から痛みが悪化し,姿勢の変化・筋力低下・バランス低下・持久力低下が生じます。最終的には虚弱体質(フレイル・ロコモティブシンドローム・サルコペニア)になり転倒や神経症状による麻痺などが発生し緊急手術が必要になります。
なので,保険が使えない肩こりや腰の痛みって何十年も蓄積すると,老後の生活(生き生きと生活できるか)をかなり変化させる要因になっているんですね。
なぜこんな偉そうなことを言えるのかと申しますと。整形手術件数No1の総合病院で手術患者を4000人以上リハビリして来たからです。僕は全ての患者さんに確認していたことがあるんです。それは,
「今までどこかに痛みがありましたか?」
なんですね。これ非常に重要です。
手術をするくらいなので,当然なんですが100%の患者さんが,過去に痛みがあった。痛みが現在まで続いていたなど,「痛み」を抱えて生きていたんですね。
そして,多くの方がクリニックや整体などに通う経験をしているのですが,一時的な疲労回復をしている方が多くいました。
きっと,クリニックや整体の先生は患者さんのために色々と改善するための「指導」や「アドバイス」を行っているのですが,患者さん自体は
「そこまでやらなくてもいいでしょ」
とか
「とりあえず,あなたの技術で治して」
と,かなり受け身になっているのが現状です。
そこで今回のタイトル
行動しなければ意味がない
です。
医者が作れないものは「筋肉」です。
この注射を打てば筋肉がモリモリ出来る。
この手術すると筋肉が増やす。
こんな方法はないですよね?
長く続く痛みで虚弱していく患者さんも年齢を重ね,重力に押しつぶされてさらに弱っていくのです。そこで,姿勢を維持させる「筋肉」が衰えてしまうともう大変・・・。体の機能低下が加速します(早く寿命が尽きます)。
筋肉は行動(運動)しないとできないんです。
「行動しよう」という意志がなければ能力は低下していきます。
だから,行動しなければ意味がない。
です。
まとめ
健康な身体を維持しよう,痛みを改善・予防して行こう(させたい)と思っている皆様へ。
大切なポイントが3つあります。
①このままではいけないんだ(痛みを放置したらダメだんだ)と気付かせること
②少しずつやってみようと行動させること(行動を支援すること)
③すぐに結果を求めず根気強く継続すること
以上が大切です。
痛みにつながる肩こり・腰痛も「寝ればなんとかなる」は通用しません。
そして,保険は本来使えないので,
肩こりにならない・腰痛にならないからだ作りを学び・実践し・行動する必要があります。
訪問コンディショニングでは疲労改善方法についても指導しています。
申し込みフォームはこちらから(サイトの一番下にあります)
さらにこのコンディショニング(指導のみ)は無料です(ボランティアなんです)。
それではポジティブハッピーで今日も1日楽しみましょう。