
吉村 聖一
長く続く痛みは慢性疼痛って知ってました?

長く続く痛みは慢性疼痛って知ってました?
膝や腰仕事していると
なんだかズーンと重い
なんだかズキズキ痛むことないですか?
3ヶ月以上続く痛みがあれば
それは
「慢性疼痛」なのかもしれませんよ。
慢性疼痛?
聞きなれない言葉だな?と思った方多いのではないでしょうか?
慢性疼痛は
漢字の通り
慢性的に続く痛みなんです。
2009年に理学療法士という国家資格をとった私ですが
当時この言葉
全く理解していませんでした,
試験対策として
急性炎症・亜急性炎症・慢性という
炎症の流れだけを覚えていました。
だけどこれって
しっかりと理解していないと
痛みを改善させることって難しいんですよね😁
急性炎症とかは
転んで膝を打ち付けたとか
バランス崩して足首捻挫したとかで
痛みが出た場合なんです。
大抵この痛みってのは
ほっときゃ治ります。
私たちの自己免疫が炎症を抑え
修復してくれるのです。
でも,その時期に無理をしてはいけません。
その痛み炎症ををしっかり治さないと
長く続く痛みへと変化する可能性がありますからね。
ちなみにみなさんは仕事していますか?
長時間立ち仕事
なんども繰り返す動作がある
しゃがむ動作が必要
などで疲れや痛み出ていませんか?
体や心の状態がしっかりしていれば
寝れば治りますし,特にケアする必要はないです。
しかし,ストレスを抱え少し痛みが蓄積している場合は
要注意です😲
今回はストレスについて説明しましょう。
ストレスはなんと
脳の報酬系(痛みを抑えるネットワーク)を
中心としたネットワークを構造的・機能的な異変が
生じるのです。
現代は画像検査が精密になっていますので
画像解析でわかるのですね。
仕事でストレスを受けると
脳が過剰興奮して
「私の体は痛みがある」と
脳からの命令が強く出てしまうことがあるようです。
さらに
長く続く痛みを堪えていると
脳の灰白質の萎縮が生じていることが
多くの研究で明らかにされています。
さらに白質のニューロン密度の変化も
生じているようです。
特に灰白質についてはすでに
面白い記事がUPされているので
興味があれば一読を😁👇
https://dot.asahi.com/wa/2016081000323.html?page=2
ストレスから痛み?
と思いかもしれませんが,
体が疲れていたり
痛みがあったりしてても
面白いドラマがあって夢中になったり
読書に夢中になったり
何かに没頭していると
痛みを忘れている事ってないですか?
この忘れている時って
ストレスを感じていない時なんですよね?
だから痛みが出ていない。
もっと深く(ちょい難しくなります)説明すると
ストレスを感じていない状態で
好きなことをしている。
好きなことをしているということは
ネガティブではなく
ポジティブ=活動的=幸せなことなので
報酬刺激は背外側被蓋核を介して
外側のドーパミンニューロンを興奮させ,
側坐核(報酬・快感を司る)へのドーパミン投射を増やし
脳報酬系を活性化するのです。
????
急に難しい・・・
では超簡単に説明します。
ストレス多いと痛みを緩和する脳が破壊される
だから痛みが治らない
好きなことやっていると痛みを緩和する
幸せホルモンが出るのです😁
まとめ
長く続く膝や腰の痛み(慢性疼痛)を
改善するには
好きなことを
やっていくことが一番!!
では好きなこと・幸せな事ってなんでしょう?
それができれば痛みが緩和できるんだけど
よく分からない・・・。
なんだろう?
それを具体的に抽出する方法が
吉村メソッドの心の技,
心技でできるんです😁
でも,具体化には少し時間がかかるので
ぜひセミナーに参加して
個別相談を希望してくださいね。
メールや電話予約もお待ちしています。
それでは,
