
吉村 聖一
Liveはアドラーが提唱する最高の共同体感である
昨日は

B’zの Liveに参加してきた。
福岡では
稲葉さんの声が出なくなり
一時中止することが
あったようだが
昨日は全く問題なく
最高の声が出ていた。
30年間トップを走り続けるB’z
3万人の客を集めれる力
本当に素晴らしい。
スタジアム規模の Liveは
非日常的で
Live中はその瞬間だけに集中しており
過去や未来を考えることはなく
今この瞬間だけを楽しんでいる。
稲葉さんは Liveの最後に
「自分たちが最高のpleasureを皆さんに
あげようとしましたが,結局僕たちが
最高のpleasureをいただきました。ありがとう」
「だから,どんなことがあっても
やめることができないんですよ」
と私たちにメッセージを届けた。
Liveは一つの共同体感だ。
B’zの二人は最高のパフォーマンスを
発揮することはもちろんだが
その最高のパフォーマンスを
発揮するには
ピアノの増田さん
ギターの大賀さん
演奏をサポートする人々
さらに映像を映し出すカメラマン
音響を操作
会場の設備の人々
会場案内や整理係の人
全ての人々がそれぞれ
分業し
協力することで
Liveが成立している。
もちろん3万人と人々全員が
その会場で盛り上がることで
その熱気が
さらに Liveを最高なものへと作りあげる。
決して一人では成立しない。
結局
いろんな人々が
持ち場を信頼し分業することで
成立している。
ここ最近
一人でなんでもやれると考え
自分作りに没頭していた。
B’zの Liveから
素晴らしいものを作り上げることは
決して一人ではできない
と実感したため
もう一度
生き方についてアドラーを軸に考えてみたい。
参考書は
「幸せになる勇気」という本
会社員の方,自営の方
様々な方がいると思う。
今のあなたは
どのような状況になっているのか
確認してみよう。
①称賛の要求が高くなっていないか?
・会社の中で出世や優位な地位を得ようとしている
・褒めてもらうことに力を注いでいる
・褒めてくれる人がいないと行動しない
・罰を与える人がいなければ好き勝手する
②注意喚起の気持ちが高くなっていないか?
・職場や仕事で目立ってやろうと思っている
・アウトローとして目立ってやろうとしている
・「自分はできないから」とアピールしている
③権力争いをしていないか?
・従うことをしない
・挑発を繰り返し戦いを挑む
・自らの「力」を誇示しようとする
④復習心が出ていないか?
・上司に憎しみを覚えている
・憎まれるという一点で繋がろうとする
・相手の嫌がることをしようとする
⑤無能の証明をアピールしていないか?
・仕事で「これ以上干渉するな」と思っている
・自分は無能なので課題をこれ以上与えるなと思っている
・できるはずないと諦めている
・周囲からの期待を拒絶している
上の①〜⑤に少しでも当てはまる方は
自分を一度見つめ直す必要がありそうだ。
仕事をしていると
ついつい
お金を考える比重が大きくなる。
何をするにもお金が必要
ただ生きるだけでも
お金が必要だ。
しかし,本当の幸福の本質は
「貢献感」から生まれる。
人間の価値は
「どんな仕事に従事するか」
によって決まるのではなく
その仕事に
「どのような態度で取り組むか」
によって決まる。
「この人と一緒に働きたいか?」
「この人が困った時,助けたいか?」
決める最大の要因は
その人に誠実さであり,
仕事に取り組む態度となる。
私たちの共同体は
「あらとあらゆる仕事」が
そこに揃い
それぞれの仕事に従事する人がいることが
大切になる。
やはり多様性こそが,
豊かさとなるようだ。
価値のない仕事は
誰からも必要とされない
その結果
自然と淘汰される。
淘汰されず生き残っていくのであれば
何かしらの価値を持っているのだ。
風俗や闇金なども
必要とする人がいるので
今もなお存在し続ける。
淘汰されなければ
どのような仕事に就いても良い,
他者もまたどのような仕事に就いても
構わない。
Liveというのは
何万人の人が
その瞬間だけ
一つの共同体感を味わう。
共同体感というのは
自己中心的な考えから
自立した状態。
私はお金が欲しい
私は褒められたい
私は美人とささやかれたい
私は人に認められたい
私は成長したい
私は称賛されたい
私はあの人を思い通りにしたい
・・・・・。
わたしたちは
自己中心性から抜け出して
「自分が世界の中心」と思うことを
やめなければならない。
「わたし」から脱却が必要だ。
「わたし」が
「わたしたち」へ主語が変わり
生きていくことで
世界が変わるのだ。
「わたしたち」と考えて
生きていくこと
ただそれだけで貢献しあえる
世界に進む。
Liveに参加すると
最大規模の
「わたしたち」という
共同体感を味わうことが可能だ。
だから
自分は何も取り柄の無い
ちっぽけな人間だと思っていても
一体となる感覚が
最高で Liveを終えたあとは
こんな自分も次の日からも
きっと頑張れる。
また Liveにみんなで集まって
共同体感ができるから頑張ろう
と自立した前向きな気持ちになれる。
マラソン大会
FIFAワールドカップ
オリンピックなどは
何億人規模の
共同体感が生まれ
大会が終わったあとは
感動をもらい
自分たちもまた
明日から頑張って生きていこうと
勇気つけられる。
また次の大会を楽しみにして
歩み続けていこうという
勇気が手に入るのだ。
大規模なイベントを企画する人
参加する人
会社を立ち上げる人
従業員として就職する人
パートとして働く人
全ての人々が
「わたしたち」
という気持ち・考えで
挑戦していき
それが世の中に必要とされているのであれば
必ず継続し続けることが可能だ。
必要とされない限り
継続することができる。
あなたがやりたいと思っていることは
「わたしは」となっていないだろうか?
「わたしたちは」と考えて
挑戦できれば最高だ。
わたしたちは
これからも
行動行動